部活でケガをしたら整形外科?接骨院?保護者が迷わないために

「部活中に転んで足をひねったみたいです」
「練習中からずっと膝が痛いって言ってるんですが…」
そんな連絡が学校やお子さんからあったとき、保護者としてはとても心配になりますよね。

そこでまず悩むのが、「整形外科に連れていくべき?それとも接骨院?」という選択。
今回は、その違いや判断基準をわかりやすくお伝えします。


整形外科と接骨院の違いとは?

整形外科接骨院(整骨院)
担当する資格者医師(整形外科医)柔道整復師(国家資格)
主な特徴レントゲン・MRIなどで画像診断が可能画像は使わず手技・問診で判断
対応可能な症状骨折、脱臼、重度の外傷など捻挫、打撲、軽度の筋肉・関節のケガ
処置診断、薬の処方、手術、ギプス固定などテーピング、手技療法、リハビリ、固定

迷わないための判断ポイント

✅ こんなときは「整形外科」へ

  • 強い痛みで動けない・立てない
  • 骨が変形している、明らかに腫れている
  • 脱臼や骨折の可能性がある
  • 長期間痛みが続いている

→ レントゲンやMRIなどによる精密検査や診断が必要です。


✅ こんなときは「接骨院」でOK

  • 歩けるが痛みや腫れがある
  • 軽い捻挫・打撲・筋肉の痛み
  • 繰り返す痛みや違和感(成長痛・オスグッドなど)
  • スポーツ復帰までのケアや再発予防をしたいとき

→ 丁寧な問診と手技によって、早期のケアやリハビリを受けられます。


「両方通う」ことも選択肢のひとつ

実は、整形外科と接骨院は併用が可能なケースもあります。
例えば…

  • 整形外科で診断 → 骨に異常なし → 接骨院でリハビリやアフターケア
  • 接骨院で評価 → 骨折の疑いがある場合、整形外科を紹介

それぞれの得意分野を活かし、お子さんの回復をしっかり支えることができます。


保護者として大切にしたい「初期対応」

ケガをした直後は以下の**応急処置(RICE処置)**を行うことが大切です。

  • R(Rest) 安静にする
  • I(Ice) 氷などで冷やす
  • C(Compression) 圧迫して腫れを抑える
  • E(Elevation) 心臓より高く上げて腫れを引かせる

その上で、症状が軽そうでも必ず専門家に相談してください。
早期の判断が、長引く痛みや後遺症の予防につながります。


まとめ:迷ったら早めに相談を

整形外科と接骨院、それぞれの違いを知っておけば、いざというときに慌てずに対応できます。
「どちらに行けばいいかわからない…」というときは、まずは接骨院に相談してみるのも一つの方法です。
必要があれば、整形外科への紹介も含めて、適切な対応をしてくれます。

大切なのは、「様子を見よう」と自己判断しないこと。
お子さんの「また全力でプレーしたい!」という気持ちを、しっかりサポートしてあげましょう。

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