歩くと膝が痛くなるのは“着地のクセ”が理由?見直したい歩き方

「歩くと膝の内側が痛い…」
「階段を降りるときにズキッとする」
「長く歩くと膝が重だるくなる」

こうした膝の悩みは、年齢に関係なく多くの方が抱えています。
そして実は、膝を痛める原因のひとつに
“歩き方のクセ”=着地の仕方
が深く関係していることをご存じですか?

今日は、整体でもよくお伝えしている
**「膝が痛くなりやすい着地のクセ」と「正しい歩き方」**を分かりやすくお話しします。


なぜ歩くと膝が痛くなるの?

膝は、体重をダイレクトに受け止める関節です。
1歩ごとに体重の2〜3倍の負荷がかかると言われており、
着地のクセが悪いとその負担が膝に集中してしまいます。

つまり、歩き方が変わるだけで膝への負担は大きく変わるんです。


膝が痛くなりやすい“着地のクセ”3つ

① つま先が外を向いたまま歩いている(ガニ股歩き)

ガニ股になると、膝の内側に強い負担がかかります。
膝がねじれた状態で着地するため、歩くほど痛みが出やすくなります。


② 足の外側ばかりで着地している

靴の外側だけすり減っていませんか?
これは“外側荷重”のサイン。

外側に体重が逃げると、膝の関節が内側に倒れやすくなり、
内側の軟骨や筋肉にストレスがたまりやすくなります。


③ 歩幅が小さく、膝が伸び切らないまま歩く

デスクワークが長い方に多いクセです。
膝が伸びない歩き方は太ももの前側(大腿四頭筋)ばかり使うため、
膝のお皿周りが痛くなりやすくなります。


あなたの歩き方は大丈夫?簡単セルフチェック

靴の裏を見て、外側だけ減っていないか?

外側だけすり減っている → 外側荷重の可能性大。

鏡の前で歩いて、つま先の向きを確認

つま先が外側に開いていないかチェック。

歩くとき、膝が“伸びて”地面に着いているか?

膝が曲がったまま歩いていると、膝前の負担が増大します。

1つでも当てはまれば、着地のクセが膝痛をつくっているかもしれません。


今日からできる“膝にやさしい歩き方”

① つま先と膝の向きを“正面”にそろえる

歩くときは
つま先 → 膝 → 股関節
が一直線になるのが理想。

たったこれだけで膝のねじれが減り、負担が軽減します。


② 足の裏全体で着地するイメージ

かかとだけ、外側だけ、つま先だけではNG。
“足裏の真ん中にスッと体重が落ちる”ように着地すると膝が安定します。


③ 歩幅をほんの少し広げる

狭い歩幅は膝への負担を増やします。
5cmでいいので歩幅を広げると、膝が伸びてスムーズに前へ進む歩き方になります。


④ 太ももの前だけでなく、お尻の筋肉を使う

お尻が使えると膝への負担が激減します。
歩くときに “後ろに軽く蹴り出す” イメージを持つと、勝手にお尻が使われます。


正しい歩き方は“膝の痛み予防”だけでなく…?

  • 姿勢が良くなる
  • 腰や股関節の負担が減る
  • 足のむくみも改善しやすい
  • 疲れにくい歩き方になる

など、体全体に嬉しいメリットがあります。


それでも膝が痛む場合は?

歩き方だけでなく、

  • O脚
  • 股関節の硬さ
  • 骨盤のゆがみ
  • 足首の動きの悪さ
  • 太ももの筋肉バランスの崩れ

など、他の原因が絡んでいる場合も少なくありません。

当院では姿勢・歩き方・関節の動きを細かくチェックし、
膝の痛みの“本当の原因”に合わせて施術を行っています。

歩くたびに痛みを感じる方は、無理せずご相談くださいね。

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