肩甲骨が硬いと体にどんな影響が出るの?
「肩甲骨が硬いですね」
整体院や整骨院で、このように言われたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近はテレビやSNSでも「肩甲骨はがし」という言葉をよく見かけます。しかし、「肩甲骨が硬いと何が良くないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
実は肩甲骨は、肩や首だけでなく全身の動きにも関わる大切な部分です。
今回は、肩甲骨が硬くなることで体にどのような影響が出るのかをわかりやすくお話しします。
そもそも肩甲骨とは?
肩甲骨は背中の左右にある三角形の骨です。
腕を上げたり、後ろに引いたりするときに一緒に動いています。
実は肩甲骨は骨と骨でしっかり固定されているわけではなく、多くの筋肉によって支えられています。
そのため、周りの筋肉が硬くなると肩甲骨の動きも悪くなってしまうのです。
肩こりや首こりが起こりやすくなる
肩甲骨が硬くなると、肩や首の筋肉が必要以上に頑張らなければなりません。
本来なら肩甲骨と肩の関節が協力して動くはずなのに、肩甲骨が動かないことで首や肩に負担が集中してしまいます。
その結果、
- 肩こり
- 首こり
- 背中の張り
などが起こりやすくなります。
慢性的な肩こりで悩んでいる方の中には、肩甲骨の動きが悪くなっているケースも少なくありません。
猫背になりやすくなる
肩甲骨が硬い人は、肩が前に入りやすくなります。
すると自然と背中が丸まり、猫背の姿勢になりやすくなります。
猫背になると、
- 首が前に出る
- 肩に負担がかかる
- 腰への負担が増える
といった悪循環が起こります。
見た目の問題だけでなく、体の不調にもつながってしまうのです。
腕が上がりにくくなる
肩甲骨は腕を動かす時にも重要な役割をしています。
例えば、
- 洗濯物を干す
- 高い場所の物を取る
- 髪を結ぶ
こうした動作では肩甲骨がスムーズに動いています。
しかし肩甲骨が硬くなると腕の動きが制限され、
「腕が上げづらい」
「肩が詰まる感じがする」
という症状が出ることがあります。
放置すると肩への負担が増え、痛みにつながることもあります。
呼吸が浅くなることも
意外かもしれませんが、肩甲骨の周りには呼吸に関わる筋肉もあります。
肩甲骨が硬くなり、胸まわりの筋肉まで緊張すると胸郭(胸のかごの部分)が動きにくくなります。
すると深呼吸がしづらくなり、呼吸が浅くなることがあります。
呼吸が浅い状態が続くと、
- 疲れやすい
- 集中しにくい
- ストレスを感じやすい
といった不調につながることもあります。
肩甲骨の硬さは全身にも影響する
肩甲骨は上半身の中心にあるため、その動きが悪くなると体全体のバランスにも影響します。
肩甲骨の動きをかばうことで、
- 首
- 腰
- 背中
- 腕
などに余計な負担がかかることがあります。
そのため、不調の原因が肩甲骨周りに隠れているケースも少なくありません。
まとめ
肩甲骨が硬くなると、
- 肩こりや首こり
- 猫背
- 腕の動かしにくさ
- 呼吸の浅さ
- 全身の疲れや不調
など、さまざまな影響が出る可能性があります。
肩甲骨は単に「肩の一部」ではなく、姿勢や呼吸、体全体の動きに関わる重要な場所です。
もし肩こりや疲れがなかなか改善しない場合は、肩だけでなく肩甲骨の動きにも目を向けてみてください。
意外なところに、不調改善のヒントが隠れているかもしれません。
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