「筋力がある=体が動かしやすい」ではない?筋力と柔軟性の関係
「筋トレをしているから、自分は体がしっかりしているはず」
「筋力には自信があるのに、体が硬くて動きにくい……」
そんなことはありませんか?
実は、筋力があることと、体をスムーズに動かせることは同じではありません。
体を快適に動かすためには、筋力だけでなく柔軟性や関節の動きやすさも大切です。
筋力と柔軟性は、それぞれ役割が違います
簡単にいうと、
筋力=体を動かしたり支えたりする力
柔軟性=筋肉や関節がスムーズに動くための能力
です。
例えば、太ももの筋肉が強くても、股関節や足首が硬くて動く範囲が狭ければ、しゃがむ・歩く・階段を上るといった動作がスムーズにできないことがあります。
反対に、体が柔らかくても筋力が不足していれば、姿勢を安定させたり、動きをコントロールしたりすることが難しくなります。
つまり、「強い」だけでも「柔らかい」だけでも十分とは限らないのです。
「筋トレをすると体が硬くなる」は本当?
「筋トレをすると筋肉が硬くなる」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし、筋トレそのものが必ず体を硬くするわけではありません。
大切なのは、筋肉を鍛えるだけでなく、関節をしっかり動かしながらトレーニングすること。
例えばスクワットなら、ただ回数をこなすのではなく、股関節・膝・足首を適切に動かしながら行うことで、筋力と動きの両方を意識できます。
筋力と柔軟性は「どちらも必要」
日常生活では、筋力と柔軟性が協力して働いています。
例えば、床に落ちた物を拾うとき。
腰や脚を動かせる柔軟性があり、さらにお尻や太ももなどで体を支える筋力があることで、スムーズに動くことができます。
どちらか一方だけではなく、**「動かせる」+「支えられる」**という組み合わせが大切です。
こんな人はバランスを見直してみましょう
- 筋トレをしているのに体が動かしにくい
- 前屈すると手が床につかない
- スクワットで深くしゃがめない
- 階段を上るとすぐ疲れる
- 体が硬く、動作がぎこちなく感じる
- 筋力には自信があるのに腰や肩が疲れやすい
このような場合、筋力だけでなく柔軟性や関節の動き、体の使い方も確認してみるとよいでしょう。
大切なのは「強くて、動ける体」
健康な体を目指すなら、筋肉を大きくしたり筋力を高めたりするだけではなく、必要な範囲でしっかり動かせることも重要です。
筋トレをしている方は、トレーニングだけで終わらせず、普段から体を大きく動かす習慣も取り入れてみましょう。
「筋力」と「柔軟性」はどちらか一方を選ぶものではなく、お互いを補い合うもの。
「鍛えているのに体が動かしにくい」と感じる方は、筋力だけでなく、柔軟性や体の動かし方にも目を向けてみることをおすすめします。
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